【まだ尿酸値高いの?】健康診断に向けて尿酸値を下げる方法をお伝えします

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本記事では尿酸値が高く、痛風になってしまうと不安に感じている方に向けて、尿酸値を下げる方法についてお伝えします。ぜひ実践していただきたい内容なので読んでみてください。

すでに痛風になってしまっていたり、薬物療法を受けていたとしても生活習慣の改善が必要なので、医師に指示に従ってこれらの方法を実践してみてください。

また、この記事では自分の尿酸値が高い原因についても網羅していますので参考までにどうぞ!

尿酸とは

尿酸はプリン体の代謝産物で、人では最終代謝産物となる老廃物を指します。通常血液によって腎臓に運ばれ尿から排泄されますが、過剰に産生したり、腎機能に障害があると尿中に排泄しきれなくなり、血液濃度が高くなります。

血液中の尿酸濃度は7mg/dLで飽和状態となり、それ以上になると結晶化する可能性が出てきます。この結晶化した尿酸が痛風発作の原因になります。そのため高尿酸血症と診断される基準値は7mg/dLとなっています。

尿酸値が高い原因

① 腎機能が低下している

腎機能が低下している場合、尿酸を排泄しにくくなるため尿酸値が上昇する可能性があります。

この理由から腎機能の蘭に尿酸値の項目があります。

② 痛風歴がある

もともと痛風歴がある患者は薬物療法で数値を下げても体重の増加や水分不足、飲酒などで数値が容易に上がります。生活習慣の改善が必要です。

③ 尿酸値とγ-GTP、中性脂肪のいずれかが高く飲酒習慣がある

飲酒は尿酸の合成行進と排泄の低下の混合によって尿酸値が高くなる可能性があります。そのため習慣的に多量に飲酒している方は尿酸値が高くなる傾向にあります。

飲酒が原因の場合は、γ-GTPか中性脂肪、またはその両方が高くなるため、このような傾向がある方は飲酒が原因の可能性があるため確認してみると良いでしょう。

また、飲酒習慣があると肥満もある可能性が高い傾向にあり、臨床的に肥満があると尿酸が高値になりやすいため自身の体重、BMIを確認すると良いです。ちなみにBMIが25以上の方は肥満と診断されますので要注意!

④ 尿酸値とコレステロールがともに上昇している

食品のプリン体は内臓類や納豆などに多く含まれていますが、体内で合成されるプリン体の方が多いため、プリン体の摂取が尿酸値を上げる要因としては小さいです。しかし内臓類や、脂肪の多い肉食はコレステロール値を上げやすいため、尿酸値とともにコレステロール値が上昇している場合は肉類、内臓類の摂りすぎの可能性も考えられるため食事の見直しが必要です。

⑤ 筋力トレーニングをしている

ストレス、過剰な筋力トレーニング(無酸素運動)などによっても尿酸値が上昇します。特に運動中の水分不足は尿酸値を上げ、痛風発作のリスクを上昇させるので注意が必要です。

筋力トレーニングをしている場合はBMIが使い物にならなくなるので、その他の検査値を元に判断するべきだと考えています。

⑥ 腎疾患以外の疾患による可能性

飲食傾向や生活環境に特に問題がないにも関わらず尿酸値が高い場合は何らかの疾患によって尿酸値が上昇している可能性が考えられます。もしその可能性があると感じた場合は早めに医師の判断を仰ぐようにしましょう。危険な病気が隠れているかもしれません。

尿酸値を下げる方法

① 尿をアルカリ化する

尿をアルカリ化することで尿酸が尿に溶けやすくなり、尿による尿酸の排泄を多くすることができます。

尿をアルカリ化するためにはアルカリ性の食品、すなわち野菜類の摂取を多くすることが大切です。野菜類以外にも海藻類も有効なのでそれらを用いたサラダなど、組み合わせて摂取していくことが大切です。

野菜や海藻は1日350g以上を摂ると良いとされているので、まずはこの350gという数値を目指して野菜を摂取してみましょう。意識して野菜を摂取すれば簡単に達成できる目標です。

アルカリ性の食品といえば乳製品も含まれ、乳製品の摂取も有効です。しかし、乳製品は脂質が多く含まれているため摂りすぎには注意が必要です。乳製品の場合、カゼインというタンパク質が尿酸の排泄に有効というエビデンスもあるため、毎日牛乳をコップ一杯など、摂りすぎにならないような量で摂取し続けていくのがおすすめです。

② 水分を多く摂取する

水分を多く摂取することで尿量が増え、尿酸の排泄を多くすることができます。具体的な水分量は、尿量が2L以上になるような量で、2Lから2.5Lの水分を摂取しましょう。

水分を摂取する際の注意点は、糖類が含まれていないお茶や水、ブラックコーヒーを摂取するという点です。糖類が多く含まれている清涼飲料水を飲んでしまうと肥満につながる可能性があり、尿酸値を悪化させてしまう可能性も考えられます。

飲料の中でコーヒーは、尿酸の排泄を助けてくれる成分が含まれているというエビデンスもあるため、摂取することがおすすめです。カフェインが含まれているため1日1〜3杯程度とし、睡眠の質を落とさないようにするためにも、15時以降は控えるようにしましょう。

③ 節酒する

先ほど説明したようにお酒は尿酸の排泄を抑制するため節酒が有効です。具体的にはアルコール500ml缶1本程度にするようにしましょう。

禁酒はしなくともお酒の量を減らすことは尿酸値を下げるのにも有効ですが、何よりその他の生活習慣病の予防にもなるので実践してみてください。

ご存知の通り、特にビールはプリン体が多いので、摂取量は少ないことが望ましいです。

まとめ

この記事をみていただいた方は自分の尿酸値の状況や今後どのような生活を心がければ良いのかを理解していただけたと思います。

短期間で尿酸値を下げるのは難しいかもしれませんが、続けていくことで確かな効果を実践できると思います。

ぜひ実践してみましょう。

参考までに政府の高尿酸血症の食事についてのページを載せておきます。合わせてご覧ください。

高尿酸血症の食事
高尿酸血症は何らかの原因によって血液中の尿酸が異常に多いものです。血液中の尿酸値が異常に高い状態が続くと、尿酸が関節(特に足の指)などに沈着して腫れ上がり、激痛(痛風発作)を覚えます。かつてはお金持ちの病気と考えられ「帝王病」「贅沢病」といわれていましたが、その発症に生活習慣が深くかかわる生活習慣病のひとつです。患者の...

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